新着・技術情報|高速ろ過装置 高圧洗浄機 食品排水処理 生鮮・食品洗浄|ショウワ洗浄機株式会社

  • HOME
  • 新着・技術情報

新着・技術情報

MHR (Membrane High-pressure Reacter) 膜分離高圧浮上法

食品排水処理機【MHR-mini型】は、高水圧(8MPa)のジェット水流とキャビティの同時噴射です。
高水圧のジェット水流は極小のフィルター径を透過でき、高濃度の排水を処理できます。
タンク内に当たったキャビティ(泡群)がバースト(破壊)されて、そのときにマイクロウエーブ(超音波)が発生します。このキャビテーションに伴うエネルギーにより、フィルターを透過できない付着した汚れは
剥離され、泡の浮力によりオーバーフローに排除されます。目詰まりもなく、高濃度の排水を処理できます。

中小工場向け “水のリサイクル” 食品排水処理機

食品排水処理機【MHR-mini型】はゴミ処理と、ろ過機能の両方を併せ持ったもので、食品排水を50μ(ミクロン)レベルにろ過します。その処理工程は・・・
①ごみスクリーンの上から排水を流すことにより、大きいゴミを取り除きます。
②ゴミを除かれた排水は、高水圧のジェットキャビテーションで分離槽(比重分離、油水分離)、凝集槽、ろ過水槽の三層で順次処理し、最終的に50μのろ過水にする仕組みです。
ジェットキャビティ噴射は、高水圧(8MPa~10MPa)のジェット水流とエアーを同時噴射するもので、キャビティ(泡群)が水槽内のフィルターに当たった破裂時にマイクロウエーブ(超音波)が発生します。
マクロウエーブの衝撃波により、水槽内の汚水結晶構造が微細化されて、クラスター(分子塊)が小さくなり、泡の浮力にてオーバーフローに排除されます。この食品排水処理機の特徴は・・・
①ごみ処理と、ろ過処理の両方できるので、最終浄化槽の負担が軽減できます。
②装置ユニットはコンパクトサイズ(W650×L1200×H1200/台)。基礎工事もなく省スペースで設置可。
③排水処理量の増減変化や濃度変化にも、スピーディに対応。処理量毎時3t、5t、10tの3タイプがあります。また同機を連結することで1日500t~1000tの処理も可能です。
④3ヶ月連続自動運転(保守点検は年4回)、薬品等の消耗品もなく保守管理は経済的です。
⑤5年リース(100万円当り月額リース料 19,000円相当)も組め、導入コストの負担も少なくて済みます。
更に、より高度なろ過水も・・・
50μ以下のろ過性能を希望するユーザー様に対しては、5μまでろ過を行う自動洗浄機能付き【精密ろ過機LAN型】を取り揃えており、再利用のリサイクル水として、ろ過レベルを高められます。
これにより、一般排水から高濃度排水まで、排水基準値以下に順次ろ過することで、下水放流や河川放流が可能となり、毎月の水処理コストを大きく軽減することができます。
中小工場では、工場敷地の広さ等からの制約条件もあり、排水処理の問題は頭の痛いところです。基礎工事もなく、省スペースで設置できるこの食品排水処理機は、中小工場の悩みを解決すべく、当社の長年にわたる経験と実績で培った「ジェットキャビテーション」技術をベースに開発しました。
排水の一次処理(前処理)として【MHR-mini型】を、二次処理(後処理)として【精密ろ過機LAN型】を、皆さまのニーズに応じてご検討ください

▲ ページトップ